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うつ病
気分の落ち込みだけではなく、意欲・集中力・思考力の低下などにより、日常生活に支障を来します。精神症状だけでなく、睡眠や身体の不調など様々な症状がでてきます。
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双極性障害(躁うつ病)
うつ病と躁うつ病は共通点もありますが、躁うつ病では、うつ状態だけでなく普段よりも元気すぎる躁状態も出現する点がうつ病とは異なります。
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適応障害
社会環境(仕事や家庭などのストレス)にうまく適応することができず、気分の落ち込み、睡眠や身体の不調などの症状がでてきます。
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身体症状症
痛み・吐き気・しびれなどの体の症状について自覚症状があるものの、内科などの身体科では自覚症状を説明できる身体的異常や検査結果がないと言われたりします。
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パニック障害
動悸・息苦しさ・めまい・吐き気・手足の震え・発汗などの発作(パニック発作)が繰り返され、発作がおきないか不安が増して、外出を控えるなど日常生活に支障がでてきます。
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社交不安障害
人前で過度に緊張したり不安になったりしてしまい、同じような場面に遭遇することを避けたりするようになり、日常生活に支障を来します。
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強迫性障害
自分でもつまらないことだと分かっているような考えが頭から離れず、それを打ち消すための行為を繰り返してしまいます。様々な行動に時間がかかるようになり、日常生活に支障を来します。
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PTSD
PTSD(心的外傷後ストレス障害)では、生死に関わるような体験(犯罪、自然災害、虐待など)をした後に、その記憶がフラッシュバックのように思い出されたり、関連した場面を避けるようになったり、辛さのあまり現実感がなくなったりします。
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発達障害
生まれながらの脳の機能障害により、子供のころから行動面や情緒面に特徴がある状態が発達障害です。自閉スペクトラム症、ADHD、学習障害などが含まれます。
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ADHD
ADHD(注意欠如多動症)では、不注意・落ち着きなさ・衝動性などにより、日常生活に支障を来します。小児期に比較的多くみられ、年齢とともに軽快することが多いですが、大人のADHDもけっして珍しくありません。
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不眠症
成人の30%以上で何かしらの不眠症状(不眠すなわち「眠れない」)があると言われています。不眠症状は、入眠困難、中途覚醒、早朝覚醒、熟眠困難と大きく4つに分けられます。不眠症状の程度や期間によっては「不眠症」という睡眠障害と診断されます。
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統合失調症
脳機能障害のため、こころや考えがまとまりづらくなる病気です。幻覚や妄想が特徴的な症状です。
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認知症
物忘れ(記憶障害)、判断力低下により社会生活や対人関係に支障を来します。認知症にはいくつかの種類があり、神経が変性して脳が萎縮することや血管障害などが認知症の原因となります。