睡眠不足症候群
睡眠不足症候群
適切な睡眠時間がとれず睡眠不足が蓄積した状態を借金に例えて「睡眠負債」と呼ばれることがありますが、一時的に睡眠時間が不足しただけでなく、慢性的に不足していることを負債と捉えています。
適切な(生理的に必要な)睡眠時間は一概に何時間ということはできません。年齢によって標準的な睡眠時間も変わりますし、個人差も大きいです。ひとつの目安として、15歳前後では8時間、25歳で約7時間、 45歳で約6.5時間、65歳で約6時間程度といわれています。
睡眠時間確保のため24時間の使い方の見直しが必要です。仕事・家事・育児など様々な事情で毎日睡眠時間を十分に確保することはなかなか難しいかもしれません。1週間トータルで睡眠時間を確保すること(睡眠負債を翌週に持ち越さない)を目標として、週末は長めの睡眠をとるなど、慢性的な睡眠不足にならないように注意が必要です。